日焼けサロンへ通う上で知っておきたい知識として”皮膚がん”があります。
皮膚がんは怖い病気ですが、ちゃんとした知識さえ持って、正しくタンニングしていれば問題ありません。
それらを踏まえて日焼けサロンで褐色の肌を手に入れましょう。
■■■ 皮膚がんの知識 ■■■
■■皮膚の構造
皮膚は部分から表皮、真皮、その深部の皮下組織の3つの部分に大きく分かれます。
表皮はところから角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)と呼んでいます。
基底層は真皮と接しています。真皮には、汗腺、立毛筋などの組織があります。
少ないものまで含めると皮膚がんの種類は非常にさまざまなので、ここでは高い代表的な皮膚がんと、ふだんよく目にする注意すべき皮膚がん前駆症・表皮内がんについて述べます。
■■有棘(ゆうきょく)細胞がん
強烈な太陽光線(紫外線)を大量被曝(ひばく)が皮膚がんを引きおこすことは知られています。やけどや外傷の瘢痕(はんこん:きずあと)、長期間にわたる感染症の反復(同じ場所におできができたり治ったりを繰り返すこと)から皮膚がんが発生したり、ほくろや湿疹だと思っていたものが実はがんである場合もあります。
急速に変化してきた時には、早めにお近くの皮膚科の診察を受けることが大切です。
正確な年間発生数は不明ですが、1997年に国立がんセンターが行った全国の主要106病院に対するアンケート調査では、皮膚がんの中では基底細胞がんに次いで2.5人がこのがんにかかっていると推定されています。
このがんの誘因として一番に考えられるのは紫外線の関与です。
短期間に大量の紫外線を浴びるのは子供のころからの蓄積の影響でもがんが発生しますので、高齢化に伴って、顔や手の甲など日光の当たる部分の有棘細胞がんは増えています。
やけどや外傷の瘢痕、慢性膿皮症といわれる完治しにくいおしりのおでき、膝から下にできる治りにくい皮膚潰瘍(かいよう)、長期間にわたる放射線療法後におこる慢性放射線皮膚炎などです。
有棘細胞がんは割合で男性に多く、40歳未満では2%程度にすぎませんが、加齢とともに増加し、がん年齢よりも高い70歳以上が60%を占めています。
■症状
ふぞろいな形の紅色をした皮膚の盛り上がりでかたまりのくずれたように表面にびらんや潰瘍を伴って出血しやすく、つまむとしこりを触れるような場合は要注意です。
ありませんが、有棘細胞がんは表面が弱くなっているので一般細菌による感染をおこしやすく、膿をもったり悪臭を放ったりします
■診察
他に腫瘍の浸潤(しんじゅん:周囲への拡がり)の深さや転移など、拡がりを調べるために、胸部レントゲン、腹部の超音波検査をはじめ、全身シンチグラムと呼ばれるラジオアイソトープを使った検査や、精密検査を必要に応じて行います。
病期に応じた治療法を行います。
■■基底細胞がん
基底細胞がんは、表皮の最下層である基底層や細胞が悪性化したものです。
有棘細胞がんと同様に正確な年間発生数は不明ですが、1997年に国立がんセンターが行った全国の主要109病院に対するアンケート調査では、日本人に多い皮膚がんで、毎年10万人あたり5人以上がこのがんにかかっていると推定されています。
高齢化とともに発生数が増えているのも、長期間にわたって紫外線を浴び続けた悪影響のためであろうといわれています。
性差はほとんどありません。紫外線の他には、発症誘因としてやけどや外傷の瘢痕(はんこん:きずあと)、放射線による皮膚障害などがあげられます。
皮膚だけでなく筋肉や骨などの深い組織へと浸潤していきますが、リンパ節や内臓への転移は非常にまれであるという特徴があります。
■症状
初期症状として多いのは黒色から黒褐色の軽く盛り上がった皮疹で、人がほくろと勘違いします。
腫瘤(しゅりゅう)を形成し、進行すると中心部は陥没して潰瘍となり、その周辺部は堤防状に盛り上がった黒い丘疹(きゅうしん)が縁どるように並びます。
潰瘍の部分はかさぶたが繰り返しできたり、出血しやすい状態となります。「表在型」という、境界が紅斑で表面にポロポロと落ちるがんには見えないようなものもあります。
痛みやかゆみなどの症状はありません。
■■皮膚がん前駆症・表皮内がん
悪性の細胞、つまりがん細胞をもってはいるのですが、これが表皮の中だけにとどまっている疾患をさす使い方です。
皮膚がんの病期分類の0期と同じ状態で、表皮内がんと呼ばれるものです。
これを放置しているとがん細胞は真皮の中へ皮膚がんに表皮内がんのうちに治療してしまうことが大切です。
この中には、熱傷瘢痕(ねっしょうはんこん)などが含まれます。
がん細胞はないのですが、皮膚に比べて将来がん細胞が出ため、注意深く皮膚を観察する必要の状態のことです。ないわけではありません。
皮膚がん前駆症・表皮内がんの中で、発生頻度の高い代表的な病変について以下に述べます。